パルキッズ アイキャンリードとは?96冊の使い方・暗唱・フォニックスまで完全ガイド

パルキッズ I Can Readは、幼児から小学生向けの読む力育成教材です。カラフルな絵本と音声CDを組み合わせ、見て・聞いて・読むプロセスで、自然に読解力が身につきます。1段階ずつ難易度が上がり、暗唱から音読へと進む設計。


おうち英語を続けていると、

「聞ける英語を、どうやって読める英語につなげるんだろう?」

と気になる時期があります。

英語を読む入り口には、いろいろな方法があります。

フォニックス。

サイトワーズ。

英語絵本。

そして、繰り返し聞いた絵本が自然に口から出るようになる経験。

パルキッズのアイキャンリード(I Can Read!)は、96冊の英語絵本を使って、英語の音と文字をつないでいく教材です。現在の公式サイトでも、かけ流し・オンラインレッスン・プリントなどを組み合わせて読解力を育てる教材として案内されています。

ただし、

親が96冊を毎日読み聞かせる教材ではありません。

ここが、一般的な英語絵本の取り組みとは少し違います。


アイキャンリード(I Can Read!)とは?

アイキャンリードは、児童英語研究所が開発するパルキッズシリーズの英語絵本教材です。

現在の教材は、

  • 全96冊
  • 2年間
  • 1か月4冊
  • かけ流し
  • オンラインレッスン
  • サイトワーズ
  • プリント
  • 手作り絵本PDF

などを使って取り組みます。

特徴は、

絵本そのものだけではなく、音声とオンラインレッスンまで含めて一つの教材になっていること。

です。


96冊はどうやって進める?

基本は、1か月4冊です。

その月の4冊の音声をかけ流しながら、オンラインレッスンに取り組んでいきます。

ポイントは、

先に絵本をどんどん読むのではなく、まず音を入れること。

です。

Library上では96冊すべてを見ることができます。

ただし、取り組み方としては、

かけ流しが終わった月までの絵本を見る

という進め方です。

次の月。

その次の月。

まだ音を十分に聞いていない絵本を先取りしていくのではありません。

まず聞く。

そのあと絵と文字を見る。

この順番を大切にします。


親が英語絵本を読み聞かせる教材ではありません

「英語絵本教材」と聞くと、

毎晩、親が96冊を読み聞かせる姿を想像するかもしれません。

でも、アイキャンリードでは基本的にその必要はありません。

絵本の読み聞かせは、オンラインレッスンの中に組み込まれています。

ネイティブ音声に合わせて、画面上で絵本のページがめくられていきます。

つまり、

親が先生役にならなくていい。

ここは、毎日続けるうえではかなり大きいです。


オンラインレッスンでは、毎月の絵本に自然に繰り返し触れる

毎月4冊の絵本に取り組みますが、

「今日はこの本を覚えよう」

と親が管理するわけではありません。

ひと月に4冊分のかけ流し音声があり、オンラインレッスンでも1ヶ月に4冊の絵本のレッスンに取り組みます。オンラインレッスンの中では、その月の4冊のうち2冊がランダムに登場します。

毎日オンラインレッスンを続けていると、

昨日はこの本。

今日は別の本。

また数日後に同じ本。

というように、自然に同じ絵本へ何度も出会います。

だから、親が

「今日はこの本を3回読ませよう」

などと暗唱練習を管理しなくても、

毎日のレッスンを続けているうちに、同じ音や表現が何度も入ってくる。

ここがアイキャンリードの仕組みです。


Libraryでは96冊を何度でも見ることができる

オンラインレッスンとは別に、ログイン後のLibraryからも絵本を見ることができます。

96冊すべてが並んでいて、好きな一冊を選べます。

そして、

音声あり
音声なし

を選択できます。

公式の2024年記事でも、Libraryから任意の絵本を選び、最初はナレーション付き、その後はナレーションなしで音読へ進む使い方が紹介されています。

ただし、先ほどの通り、

教材上の進め方としては、かけ流しを終えたところまで。

です。

画面に表示されているからといって、先の96冊まで急いで見る必要はありません。


最初は「音声あり」でいい

まだ文字が読めない時期は、音声ありで見ます。

音声が流れて、

ページがめくられて、

絵と文字を見る。

感覚としては、

オンライン上で絵本を読み聞かせてもらっている

のに近いです。

パルキッズでは、この読み聞かせによって、かけ流しで耳に入っていた英語と、絵や文字を結びつけていきます。2025年の公式記事でも、かけ流しとオンラインレッスンを並行し、文字と音声との関係に気づく機会を作ることが、後の拾い読みに向けた土台になると説明されています。


読めるようになってきたら「音声なし」

少しずつ文字を拾うようになってきたら、Libraryで音声なしを選ぶこともできます。

そこで、

自分で読んでみる。

音読してみる。

覚えているところは、そのまま口から出てくる。

そんな使い方へ変わっていきます。

公式でも、最初はナレーション付きで一緒に読み、最終的にナレーションなしで一人で音読するという復習方法が紹介されています。

最初から読ませるのではなく、

聞くところから、少しずつ自分で読むほうへ移っていく。

この流れです。


アイキャンリードと暗唱

アイキャンリードというと、

「暗唱教材」

という印象を持っている方もいると思います。

実際、現在の商品ページにも「読み聞かせ&暗唱用英語絵本教材」とあります。

ただし、

「暗唱させるために、親が一生懸命覚えさせる」

という意味ではありません。

まず、その月の4冊をかけ流す。

オンラインレッスンで繰り返し見る。

音声と一緒に絵本を見る。

それを毎日続けていると、

親が暗唱練習をさせなくても、自然にフレーズが口から出てくることがあります。

プロジェクト内のQA資料でも、暗唱について「繰り返し聞いて音が十分に入った頃に自然と出てくる」「無理に覚えさせる必要はなく、まず音を十分入れる」という説明になっています。

だから、

「暗唱させなきゃ」

と身構えなくて大丈夫です。


暗唱しなくなったら?

昨日まで口にしていたのに、

急に言わなくなる。

そんなこともあります。

すると親としては、

「忘れた?」

「やり方が悪かった?」

と気になります。

でも、暗唱は外から見えやすいアウトプットのひとつにすぎません。

プロジェクトのQAでも、暗唱しなくなった時期があっても、絵を見ながら音と内容を結びつける力は育っているので、焦らず音を入れ続けるという考え方が示されています。

言う日もある。

言わない日もある。

そこを毎日確認しなくても大丈夫です。


アイキャンリードとフォニックス

では、

「英語を読むならフォニックスは?」

という疑問も出てきます。

アイキャンリードは、

フォニックスを順番に教えるための教材ではありません。

つまり、

フォニックスのルールを先に全部覚える
→ 本を読む

という方法とは少し違います。

アイキャンリードでは、

聞いたことのある音
+絵
+文字

へ何度も触れる。

その中で、文字と音の関係にも気づいていきます。

日本語の絵本を読み聞かせているうちに、その単語を目にした時に「いちご」などと読み始めるのと同じです。



「暗唱・フォニックス・サイトワーズ」のどれに分類する?

今後、おうち英語ナビでは「読む力」を、

暗唱
フォニックス
サイトワーズ

の3方向から整理していきます。

では、アイキャンリードはどこ?

と聞かれたら、

中心にあるのはやはり、

絵本を十分聞き、繰り返し触れ、自然に口から出るところまで経験するタイプ

です。

その中に、

フォニックス。

文字読み。

が入っています。

なので、

暗唱を入口にしながら、フォニックスにも触れる複合型

として紹介するのが、実際の教材に近いと思います。


「読み聞かせ→拾い読み→音読」へ

アイキャンリードでは、

最初から一冊全部を自分で読むことを求めません。

まず音声付きで見る。

そのうち、

知っている単語だけ読む。

覚えているところだけ言う。

文字を少しずつ拾う。

パルキッズでは、この段階を「拾い読み」と呼んでいます。

公式記事でも、アイキャンリード・アイラブリーディングを通じて、読み聞かせから拾い読み、初期の音読へ進む流れが説明されています。

だから、

「一冊読めなかった」

だけで、読めていないと判断しなくて大丈夫です。

読む途中には、ちゃんとその前の段階があります。


手作り絵本も96冊ある

アイキャンリードには、96冊分の手作り絵本データも用意されています。

印刷して、切って、折ると、紙の絵本として使えます。

パルキッズ公式でも、アイキャンリード96冊、アイラブリーディング96冊、合計192冊の手作り絵本データが用意されていると説明しています。

でも、

全部作らなければいけないわけではありません。

オンラインレッスンだけでも読み聞かせの取り組みは成立する、と公式記事でも案内されています。

お気に入りだけ作る。

紙でも見たいものだけ作る。

それでも十分です。

96冊全部工作しようとすると、親のほうが先に卒業したくなります(笑)。


Libraryを使わなくても取り組める

Libraryは便利です。

でも、

毎日Libraryを開いて、

今日はこの本。

明日はこの本。

と管理しなくても大丈夫です。

オンラインレッスンの中で、その月の絵本が繰り返し出てくるからです。

毎日のオンラインレッスンを淡々と続けるだけでも、絵本に触れる機会は作られる。

これが、アイキャンリードの続けやすさのひとつだと思います。

Libraryは、

もう一度見たい。

音声なしで読んでみたい。

お気に入りを見たい。

というときに使う。

それくらいでも十分です。


Libraryを見られるのは会員期限内

ここは、購入前に知っておきたいところです。

96冊のオンライン絵本をLibraryで利用できるのは、会員・レッスンの利用期限内です。

期限が終われば、オンライン上の絵本をずっと見続けられるわけではありません。

だから、

「紙で残しておきたい」

という家庭なら、利用期間中に手作り絵本PDFなど、ダウンロードできるデータを確認しておくと安心です。

一方、

オンラインで気軽に使いたい家庭には、

96冊を本棚に物理的に置かなくてもいいのがメリットです。


市販の英語絵本とは何が違う?

ORTやScholasticなどの市販絵本とは、使い方がかなり違います。

市販絵本は、

本を選ぶ

買う・借りる

親が読む、または音声を用意する

という形が中心です。

アイキャンリードは、

その月の音声

オンラインレッスン

音声付き絵本

Library

音声なしで音読

までが、ひとつの教材の中に用意されています。

だから、

「たくさん英語絵本を使いたいけれど、自分で96冊選ぶのは大変」

という家庭には使いやすい。

一方で、

好きな絵本を自由に選びたい家庭なら、市販絵本中心でいいと思います。


ORTとアイキャンリードはどっち?

この2つは、同じ「英語絵本」でもかなり違います。

ORT

レベル別に、好きな本を選んで読む市販絵本シリーズ。

アイキャンリード

96冊の絵本に、かけ流し、オンラインレッスンなどを組み合わせた教材。

です。

ORTは、

「次はどれ読もう?」

と本棚を広げていく楽しさがあります。

アイキャンリードは、

「今月はこの4冊」

と教材側が流れを作ってくれます。

だから、

自由に本を選びたいか。
毎日の仕組みまでセットになっているほうがラクか。

でも選べます。

そして、もちろん両方使ってもいいです。


パルキッズプリスクーラー・キンダーとの違い

プリスクーラーやキンダーは、

英語の音環境を作るメイン教材。

アイキャンリードは、

読解力を育てるための絵本教材。

という役割の違いがあります。

現在の公式FAQでも、プリスクーラー・キンダーとアイキャンリードは目的が異なるため、併用する考え方が示されています。

耳から英語を入れるだけで終わらせず、

その英語を文字へつなげていく。

その役割を持っているのがアイキャンリードです。


パルキッズジュニアとの違い

パルキッズジュニアは、小学生以降の読解力育成を含んだ教材です。

現在の公式FAQでは、ジュニアには読解力育成の取り組みが入っているため、アイキャンリードを併用する必要はないとされています。

アイキャンリードは、

もっと早い段階で、

英語の音と文字をつなぐ入り口

を作る教材と考えると分かりやすいです。


アイラブリーディングとの違い

アイキャンリードの次に位置づけられているのが、

アイラブリーディング(I Love Reading!)

です。

アイキャンリードで短い絵本をたくさん経験したあと、

さらに文章量を増やして、

読んで理解する力

へ進んでいきます。

プロジェクトのQA資料でも、アイキャンリード終了後はアイラブリーディングへ進むのが基本の流れとされています。

ここは次の記事で、アイキャンリードとの違いも含めて詳しくまとめます。


アイキャンリードは英検対策?

アイキャンリードそのものは、英検問題集ではありません。

英検形式の問題を解く教材でもありません。

ただ、

英文を読むためには、

まず英文そのものを読める必要があります。

パルキッズでは、絵本・フォニックス・サイトワーズなどを、耳で知っている英語を文字へつなぐ橋として位置づけています。2026年の公式記事でも、絵本やフォニックス、ライミング、サイトワーズなどが読む力への橋渡しになると説明されています。

ですから、

英検のために暗唱する

のではなく、

英語を読める土台が、その先の英検にもつながる

と考えたほうが自然です。


アイキャンリードの価格

2026年8月現在、パルキッズ公式サイトでは、

定価 38,500円(税込)
会員価格 36,575円(税込)

と案内されています。

価格やキャンペーンは変更されることがあります。

購入するときは、必ず公式サイトで最新情報を確認してください。


購入前に確認したいこと

教材そのものを見るだけではなく、

アイキャンリードを使っている「わが家の毎日」

を一度想像してみると分かりやすいです。

たとえば、

毎日かけ流しができそうか。

数分のオンラインレッスンなら生活に入りそうか。

オンライン絵本を見る端末は使いやすいか。

紙の絵本を手元に残したいか。

音声付きで見るスタイルが家庭に合いそうか。

パルキッズでは現在、資料請求に体験レッスンが付く案内もあります。

買う前に一度、

わが家で続けられそうか

を確認してみるのがおすすめです。


アイキャンリードは「覚えさせる絵本」ではありません

暗唱。

フォニックス。

サイトワーズ。

こうやって言葉を並べると、

なんだか親が全部教えなければいけないように感じます。

でも、アイキャンリードの実際の取り組みはもっとシンプルです。

その月の4冊をかけ流す。

毎日オンラインレッスンをする。

そうすると、同じ絵本に何度も出会う。

音声と一緒に絵を見る。

文字も目に入る。

そのうち、

知っているところが口から出る。

文字を拾う。

音声なしでも読んでみる。

それを、

親が横から一つずつ教えて作っていくわけではありません。

毎日の環境の中で、

子ども自身が少しずつ音と文字をつないでいく。

そこが、この教材の面白いところだと思います。


まとめ|アイキャンリードは、96冊を「毎日少しずつ知っていく」絵本教材

アイキャンリードは、

96冊の英語絵本を、

一気に読ませる教材ではありません。

毎月4冊。

まず音を聞く。

オンラインレッスンの中で、音声付きの絵本を見る。

何度も同じ絵本に出会う。

少しずつ文字にも気づく。

そして、読めるようになってきたら、

Libraryで音声なしを選んで、自分で読んでみる。

覚えているところは、自然に口から出ることもある。

そんなふうに、

「聞く英語」から「読む英語」へ、少しずつ橋をかけていく教材

です。

暗唱できたか。

何単語読めたか。

今日はちゃんと言えたか。

そこを毎日確認しなくても大丈夫です。

オンラインレッスンを開いた。

今日の音を聞いた。

また同じ絵本に出会った。

それで、その日の取り組みはちゃんと進んでいます。

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