情報確認日:2026年8月15日
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かけ流しとは、英語の音声を日常生活の中で流し、無理なく英語に触れる時間をつくる方法です。
机に向かう必要がなく、遊んでいるときや食事の時間など、普段の生活の中に取り入れやすいのが特徴です。
ただし、「流しておけばすぐに話せるようになる」というものではありません。
かけ流しは、英語の音やリズムに日常的に触れるための方法のひとつです。
この記事では、
- かけ流しをどう考えればよいか
- 1日の時間
- 音量
- 音源の選び方
- 続けやすくするためのポイント
をまとめます。
1. かけ流しに効果はある?
かけ流しだけで英語が話せるようになるわけではありません。
ただ、英語の音やリズムに日常的に触れる環境をつくる方法として、おうち英語に取り入れやすい方法のひとつです。
一方で、英語の音やリズム、イントネーションに日常的に触れる時間をつくる方法として、多くの家庭用英語教材でも取り入れられています。
パルキッズやDWEなど、英語音声に繰り返し触れることを教材設計の一部にしているものもあります。
かけ流しを始めたあと、
「聞いているように見えない」
「何ヶ月たっても話さない」
と不安になることもあるかもしれません。
でも、子どもの反応がすぐに見えないからといって、そこで良し悪しを判断する必要はありません。
かけ流しは、成果を確認しながら進めるトレーニングというより、毎日の生活の中に英語がある状態をつくる方法と考えると続けやすくなります。
2. 1日どれくらい流せばいい?
「1日○分でなければ意味がない」と一律に決める必要はありません。
大切なのは、家庭の生活に無理なく取り入れられる時間を見つけることです。
たとえば、
- 朝食の時間
- 遊んでいる時間
- 車で移動している時間
- お風呂の前後
- 夕食の準備中
など、すでにある生活の流れに組み込むと続けやすくなります。
最初は短い時間から始め、家庭に馴染んできたら少しずつ増やす方法でも構いません。
教材によっては1日の推奨時間が設定されているものもあります。その場合は教材の案内を参考にしつつ、家庭の生活に合わせて調整してください。
また、集中して聞かせる必要もありません。
遊んだり、絵を描いたり、食事をしたりしながら英語が流れている、という形でも取り入れられます。
3. 音量はどれくらい?
音量は、親子の会話や生活の邪魔にならない程度を目安にするとよいでしょう。
かけ流しのために、
- 会話が聞こえにくい
- 子どもが「うるさい」と感じる
- 家族が落ち着かない
という状態になってしまうと、続けること自体が負担になります。
「英語をしっかり聞かせなければ」と音量を上げる必要はありません。
生活の中で自然に聞こえる程度から試し、子どもや家族の様子に合わせて調整してください。
また、テレビや動画など、別の音声が流れているときに無理に重ねる必要もありません。
家族が快適に過ごせることを優先しましょう。
4. 何を流せばいい? 音源の選び方
「歌」だけに偏らせず、「語りかけ・ストーリー音声」を混ぜるのがポイントです。
| 音源の種類 | 例 | 特徴 |
|---|---|---|
| 歌・チャンツ | 英語の童謡、マザーグースなど | 英語に親しむ入口として使いやすい |
| ストーリー・会話音声 | 家庭用英語教材の音声など | 会話表現や文章に触れられる |
| 絵本の朗読 | 音源付き英語絵本など | 絵本と音を組み合わせやすい |
最初は子どもが楽しめる歌から始めても構いません。
慣れてきたら、短い会話やストーリー、絵本の朗読なども加えると、触れられる英語の幅が広がります。
かけ流し用の音源があらかじめ組まれている教材には、「今日は何を流そう」と毎回考えなくてよいというメリットもあります。
どんなタイプの家庭用英語教材があるか全体から比較したい方は、「幼児・小学生の家庭用英語教材はどう選ぶ? 全タイプ比較と選び方ガイド」も参考にしてください。
また、同じ音源を繰り返すことを気にしすぎる必要はありません。
子どもが嫌がっていなければ、同じ歌やストーリーをしばらく繰り返し流す方法もあります。
5. かけ流しで気をつけたい5つのこと
1. 大きな音で「聞かせよう」としない
かけ流しが親子にとって負担になってしまっては続きません。
会話や遊びを邪魔しない音量から試してください。
2. 別の音声と重ねない
テレビや動画を見ているときは、かけ流しを止めても構いません。
英語を流すことより、今していることに集中できる環境を優先しましょう。
3. すぐに発話を求めない
かけ流しを始めても、子どもがすぐ英語を話すとは限りません。
話したかどうかを毎日確認するより、英語の音に触れられる環境を続けることに目を向けると、親の負担も小さくなります。
4. 目に見える変化だけで判断しない
数週間、数ヶ月続けても、分かりやすい変化が見えないことがあります。
反応があるかどうかだけを基準にせず、家庭で続けやすい形かどうかを確認してみてください。
英語教材選び全般で起こりやすい失敗については、「英語教材選びの失敗パターン7つ」(8/29公開予定)でも整理します。
5. 年齢や興味に合う音源を選ぶ
幼児と小学生では、楽しめる内容が違うことがあります。
子どもの年齢や興味に合わせて、
- 歌
- 物語
- 好きなキャラクター
- 動物や乗り物など興味のあるテーマ
を選ぶと取り入れやすくなります。
6. かけ流しの次は何をすればいい?
かけ流しだけで、おうち英語のすべてを完成させる必要はありません。
家庭の目的や子どもの興味に合わせて、
- 英語絵本
- 英語の映像
- オンライン英会話など、英語を使う機会
を少しずつ加える方法があります。
ただし、最初から全部を取り入れる必要もありません。
まずかけ流しだけを生活に入れてみて、余裕があれば絵本を1冊加える。
そのくらいでも十分始められます。
できるだけ費用を抑えながら全体を組み立てる方法は「高額教材なしでおうち英語はできる? 予算別の組み方完全ガイド」(8/20公開予定)で紹介します。
年齢ごとの教材の選び方は「0歳〜年長の英語教材はいつから何を選ぶ? 年齢別ガイド」(9/1公開予定)も参考にしてください。
まとめ
- かけ流しは、日常生活の中で英語の音に触れる方法のひとつ
- 「1日○分」と一律に決めず、家庭で続けやすい時間から始める
- 音量は親子の会話や生活を邪魔しない程度にする
- 歌だけでなく、ストーリーや絵本の朗読なども選択肢
- 子どもの反応や発話を急いで確認しない
- 家庭に合う形で続けられることを大切にする
かけ流しは、特別な時間を新しく作らなくても始められます。
朝ごはんを食べているとき。
遊んでいるとき。
車に乗っているとき。
そんな普段の生活の中に英語が少しある。
まずは、そのくらいから始めてもよいでしょう。
よくある質問
- Q
かけ流しは毎日じゃないとダメですか?
- A
毎日できない日があっても大丈夫です。生活に合わせて、無理なく続けられる形を見つけてみてください。
- Q
日本語の発達に影響しませんか?
- A
日本語での会話や読み聞かせなど、普段の親子の時間も大切にしながら取り入れていけばよいでしょう。発達について気になることがある場合は、専門家へ相談してください。
- Q
何歳から始められますか? もう遅いですか?
- A
0歳から始められますし、小学生からでも遅くありません。ただし年齢が上がるほど「意識して意味の分かる音源」を選ぶ必要が出てきます。小学生の始め方は学年別ガイド(9/3公開予定)を参照してください。
- Q
スマホやスピーカー、何で流すのがいいですか?
- A
スマホやBluetoothスピーカーなど、家庭で使いやすいもので十分です。毎日同じ時間に流せるようにしておくと、習慣として続けやすくなります。
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