The Book of Booksは、読む力が育った子が、英語力を仕上げの段階へ引き上げるための多読教材。
The Book of Books は、パルキッズ(児童英語研究所)が提供する多読教材です。収録されているのは240ストーリー、のべ56万語。聖書、ディケンズ、シャーロック・ホームズといった、英語圏の教養の土台をなす本格的な英文学が中心です。
どんな教材か
学習者向けに書き下ろされた教材ではなく、実際の英文学を読んでいくのがこの教材の性格です。英語圏の子どもたちが読書を通じて英語力を高めていくのと、同じ道筋をたどります。
目指す英語力は英検準1級・1級。目標の読解速度は135語/分です。読解力だけでなく、大量の英文に触れる中でリスニング力や作文力も総合的に伸びていきます。
なぜ多読が仕上げになるのかというと、語彙も表現も、最終的には文脈の中で自然に身につくものだからです。日本語でも、私たちは辞書を引いて語彙を増やしてきたわけではありません。大量に読む中で、いつの間にか意味がついてきた——英語でも同じことが起こります。
対象レベル
英検3級以上、または 7-day EnglishやOxford Bookworms を修了した方が対象です。
当サイトのレベル対応でいえば、Bookworms の Stage 4 あたりから入門し、Stage 5〜6 で本格的に取り組む時期にあたります。パルキッズの流れの中では、I Love Reading! で読解の土台をつくり、7-day English で読みの速度を上げた後の、最終段階という位置づけです。
いつから始めるか
「英検3級以上」が目安ですが、級そのものより辞書なしで英文を読み進められるかのほうが重要です。1ページに知らない単語が何語もある状態で本格的な英文学に入ると、読書が作業になってしまいます。
まだそこまで届いていない場合は、Bookworms のような学習者向けに語彙が調整されたグレイディッド・リーダーで量を稼ぐか、7-day English で読みの速度を上げてからのほうが、結果的に早く仕上げ段階に到達できます。
いまのレベルが The Book of Books に届いているか確かめたい方は、当サイトの英語リーディングレベル診断をお試しください。
取り組み方のコツ
辞書を引かないことが多読の原則です。分からない単語があっても、前後の文脈から推測して読み進めてください。何度も出てくる単語は、そのうち自然に意味が定まっていきます。
面白くない話は飛ばしてかまいません。240ストーリーもあるので、合わないものに時間を使う必要はありません。読書が楽しいという感覚を保つほうが、長期的にはずっと大切です。
量を追いすぎないことも意外に重要です。のべ56万語という数字を見ると急ぎたくなりますが、これは年単位で取り組む教材です。毎日少しずつ読み進めるほうが、結果的に多く読めます。
保護者の方へ
この段階まで来たお子さまは、すでに英語を英語のまま理解する力が育っています。親御さんが内容を確認したり、意味を教えたりする必要はまったくありません。
むしろ、この時期に大切なのは読書環境を整えてあげることです。静かに読める時間をつくる、読んだ内容を面白そうに聞いてあげる——それだけで十分です。読書を「勉強」にしてしまわないことが、多読を続ける最大のコツかもしれません。
英検準1級・1級という数字は目標として分かりやすいものですが、そこに向けて急かす必要はありません。読む力が育っていれば、級は後からついてきます。
公式サイト
収録作品の一覧、価格、サンプルなど、詳しい情報は公式サイトでご確認ください。
※ 本記事は当サイトが独自にまとめた解説であり、株式会社児童英語研究所(パルキッズ)とは一切関係ありません。掲載している教材の仕様は同社が公表している情報にもとづく参考のめやすです。最新の情報や正確な内容、価格は、公式サイトでご確認ください。


