Step into Readingとは?Step 1〜5のレベル・年齢・フォニックス・おすすめの選び方完全ガイド

英語絵本を少しずつ自分で読むようになってくると、

「次に何を読ませよう?」

がまた難しくなります。

ORTもいい。

Oxford系もたくさんある。

Scholasticもある。

そして、アメリカ系のレベル別リーダーでかなり大きいのが、

Step into Reading

です。

Step into Readingは、Random House Children’s Booksのレベル別リーダーシリーズ。

大きな特徴は、

Step 1〜5

という分かりやすい5段階。

さらに、

Disney。

Marvel。

Dr. Seuss。

人気キャラクター。

動物。

科学。

歴史。

伝記。

かなり幅広い本があります。公式では650冊以上のタイトルがあると案内されています。

だから、

「読めるレベル」と「好きなもの」

の両方から本を選びやすいシリーズです。


Step into Readingとは?

Step into Readingは、子どもの読む力の発達段階に合わせて作られたレベル別リーダープログラムです。

公式では、

Step 1〜5

の5段階。

それぞれのStepに、

  • 語彙
  • 文の長さ
  • ストーリーの複雑さ
  • 自力読みの度合い

の違いがあります。

「英語絵本」といっても、

最初のStep 1と、

Step 5ではかなり違います。

最初は、

大きな文字。

短い単語。

絵の助け。

リズム。

そこから少しずつ、

短文。

物語。

段落。

チャプター。

へ進んでいきます。


Step into Readingは全部で5段階

公式のレベル分けは、かなり分かりやすいです。

Step公式の目安読み方のイメージ
Step 1Preschool〜Kindergarten読み始め
Step 2Preschool〜Grade 1短い文・簡単なお話
Step 3Grade 1〜3一人読みへ
Step 4Grade 2〜3段落のある少し難しい本
Step 5Grade 2〜4チャプターブックへの入口

この5段階で、

「まだ自分ではほとんど読まない」から、「長めの本を一人で読む」まで

かなり広くカバーしています。


Step 1はどんなレベル?

Step 1は、読み始めの子ども向けです。

公式では、

  • 大きな文字
  • 簡単な単語
  • rhyme and rhythm
  • 絵から分かるヒント

を特徴として挙げています。

対象の目安はPreschool〜Kindergarten。

アルファベットを知っていて、

「そろそろ自分で読んでみたい」

という段階です。

つまり、

英語の文字は知っている。
でも本を一冊自力で読むのはこれから。

そんな入口です。


Step 2はどんなレベル?

Step 2は、

  • 基本語彙
  • 短い文
  • 簡単なストーリー

が中心。

公式では、

見慣れた単語が分かり、新しい単語も助けがあれば音にして読める子

向けとされています。

対象の目安はPreschool〜Grade 1。

Step 1より少し、

「本を読む」

感じが強くなります。

Step into Readingの各Step 2商品でも、basic vocabulary and short sentencesを使った簡単な物語という説明がされています。


Step 3は「一人で読む」へ

Step 3では、

かなり自力読みへ近づきます。

公式では、

ready to read on their own

つまり、

一人で読む準備ができている子

向けとされています。

対象の目安はGrade 1〜3。

特徴は、

  • 分かりやすいストーリー
  • 興味を持ちやすい題材
  • キャラクターもの
  • 自分で読み進められる文章

です。

このあたりになると、

「読む練習の本」

というより、

自分で読む本

になってきます。


Step 4は少し長い文章へ

Step 4になると、

  • 難しめの語彙
  • 短い段落
  • よりしっかりしたストーリー

が出てきます。

対象の目安はGrade 2〜3。

Step 4の現行シリーズには、

歴史人物。

伝記。

社会的なテーマ。

冒険もの。

ノンフィクション。

などもかなりあります。現在の公式シリーズ一覧にも、Nelson Mandela、Rosa Parks、Malala、Sacajaweaなどの人物を扱った本が並んでいます。

ここまで来ると、

英語を読むことで、何かを知る

世界へかなり入ってきます。


Step 5はチャプターブックへの入口

Step 5では、

  • chapters
  • longer paragraphs
  • full-color art

が特徴です。

対象の目安はGrade 2〜4。

つまり、

絵本と、

本格的なチャプターブックの間。

「そろそろ長い本も読んでみたい」

という段階です。

まだカラーイラストがしっかりある。

でも文章量は増える。

ここがいい橋になります。

おうち英語で、

絵本 → 初級リーダー → 児童書

へつなげたいとき、Step 5はかなり分かりやすい場所です。


日本のおうち英語では何歳から?

公式にはPreschoolからGrade 4程度までの目安があります。

ただし、日本のおうち英語では、

年齢より読む力で選ぶ

のがおすすめです。

英語圏のKindergartenの子と、

日本で英語をこれから読み始めるKindergarten相当の子では、

英語への接触量が違います。

だから、

「6歳だからStep 3」

と決めなくても大丈夫。

小学生でも、

これから自力読みならStep 1や2から始めていい。

逆に幼児でも、

かなり英語を読めるなら上のStepへ行けることもあります。


Step 1から全部順番に読まないといけない?

いいえ。

Stepは、

その子に合う本を選ぶ目安

です。

Step 1を全部制覇してからStep 2。

Step 2を全部読んでからStep 3。

という教材ではありません。

好きな本を探して、

ちょうどいいStepから読む。

難しければ下げる。

簡単なら上げる。

そのくらいで十分です。


Step into Readingの大きな魅力は「好きなキャラクターが見つかりやすい」

これはかなり強いところです。

現在のStep 1シリーズを見ても、

Disney。

Marvel。

Dr. Seuss。

Minnie。

SuperKitties。

など、子どもがすでに知っているキャラクターの本がかなりあります。

英語絵本って、

「英語の勉強になるから」

だけでは、なかなか読み続けません。

でも、

好きなキャラクターだから読む。

これは強い(笑)。

「この本読みたい」

が先にあって、

結果として英語を読んでいる。

おうち英語では、かなりいい入り方だと思います。


DisneyやMarvelだけじゃない

キャラクターものが目立ちますが、

Step into Readingはそれだけではありません。

公式では、

  • fiction
  • nonfiction
  • biographies
  • history
  • science
  • sports

など、かなり幅広いジャンルがあるとしています。

動物が好きなら動物。

宇宙が好きなら宇宙。

歴史が好きなら人物。

スポーツが好きならスポーツ。

その子の興味から本を選べます。


ノンフィクションがかなり充実している

Step into ReadingのNon-Fiction Readersでは、

動物。

天気。

恐竜。

科学。

歴史。

伝記。

スポーツ。

などを扱います。公式でも、ノンフィクションを読むことで、語彙や背景知識を増やし、比較したり疑問を持ったりする力につながると説明しています。

つまり、

英語を読むことが、

英語そのものの練習から、英語で何かを知ることへ

変わっていきます。

これは読解力を広げる上でかなり大事です。


フォニックス教材なの?

Step into Reading全体がフォニックス専用教材というわけではありません。

ただし、シリーズ内にPhonics Readersがあります。

公式では、文字がどんな音を表すか、文字を組み合わせて単語にする方法、単語を組み合わせて文にする方法を学ぶシリーズとして紹介されています。

さらに現在は、

Phonics First Steps

というボックスセットもあります。

Set 1は、

  • 8冊
  • 各24ページ
  • easy-to-decode
  • short vowels
  • blends

などを扱うフォニックス初級セットです。対象年齢は4〜8歳と案内されています。


Phonics First Stepsって何?

これはStep into Readingの中でも、

フォニックス寄りのセットです。

公式では、

letters and soundsの仕組みを使って、少しずつdecodingを練習する

シリーズとしています。

Set 1には8冊。

短母音。

blend。

などから始めます。

だから、

普通のStep into Readingを読みつつ、

「もう少しフォニックスもやりたい」

という家庭には選択肢になります。


Step into ReadingとRead Write Inc. Phonicsの違い

Read Write Inc. Phonicsは、

体系的にフォニックスを教えるプログラム

でした。

Step into Readingは、

本を読むことが中心のレベル別リーダー。

です。

Step into Readingにもフォニックス本はある。

でも、

シリーズ全体の主役は、

いろいろな本を、今読めるレベルで楽しむこと。

ここが違います。


Step into ReadingとORTの違い

どちらもレベル別で読む本ですが、

雰囲気はかなり違います。

ORT

→ 同じ登場人物のシリーズを追いながら、段階的に読む。

Step into Reading

→ いろいろなキャラクター・題材・ジャンルから、その時に読みたい本を選ぶ。

という違いがあります。

ORTは、

Biff、Chip、Kipperたちに何度も会える。

Step into Readingは、

今日はDisney。

次は恐竜。

その次は科学。

という感じ。

シリーズの連続性を楽しむか、興味の幅を楽しむか。

ここも選び方のポイントです。


Read with Oxfordとの違い

Read with Oxfordも家庭向けレベル別リーダーでした。

Read with Oxfordは、

Stage 1〜6

でフォニックス初期から自立読書へ進みます。

Step into Readingは、

Step 1〜5

で、読み始めからチャプターブックへの入口へ進みます。

Oxford系は、

フォニックスとリーディングの体系がかなり見えやすい。

Step into Readingは、

膨大なタイトルと人気キャラクターから選びやすい

のが強み。

どちらも良いですが、使いやすさの方向が違います。


Scholastic Sight Word Readersとの違い

Scholastic Sight Word Readersは、

50の高頻度サイトワーズ

という目的がかなりはっきりしていました。

Step into Readingは、

サイトワーズ専用ではありません。

むしろ、

実際の物語をレベル別にたくさん読むシリーズ。

です。

だから、

Sight Word Readersで、

「知っている単語」が増えてきたら、

Step into ReadingのStep 1〜2へ広げる。

という流れも自然です。


サイトワーズは出てくる?

もちろん文章には頻出語がたくさん出てきます。

でも、

Step into Readingはサイトワーズを一覧で覚える教材ではありません。

本の中で、

何度も見る。

また別の本でも見る。

その中で、

自然に見慣れていく。

という使い方になります。


暗唱との関係は?

暗唱を中心とした教材ではありません。

ただし、

Step 1や2のような短い本を何度も読んでいると、

自然に覚えてしまうことはあります。

それでも大丈夫。

覚えている音と文字を見ながら、

少しずつ、

「あ、ここはこの言葉」

とつながっていく。

最初から、

本当に文字を読んでいるのか、覚えているだけなのか

を厳密に判定しなくてもいいと思います。


読み聞かせにも使える?

もちろん使えます。

Step into Readingは自力読みへ進むシリーズですが、

子どもが自分で読まない日は、

親が読んでもいい。

難しいところだけ手伝ってもいい。

一緒に読んでもいい。

レベル別リーダーだからといって、

全部子どもが一人で読まなければ意味がない

わけではありません。


同じStepを何冊も読むのがおすすめ

Step 1を一冊読めた。

じゃあStep 2。

と急がなくても大丈夫です。

同じStepで、

好きなキャラクター。

動物。

車。

恐竜。

いろいろ読んでみる。

同じくらいの難しさの英文を何度も読むことで、

読むこと自体がラクになっていきます。

レベルは、

早く上げるための数字ではなく、ちょうどいい本を探す目印。

です。


子どもの好きな本なら、少し難しくてもいい?

これはありです。

「このキャラクターの本を読みたい」

という気持ちはかなり強いです。

少し難しくても、

親が一緒に読む。

読めるところだけ読む。

絵を楽しむ。

そんな使い方でもいい。

逆に、

レベルはぴったりでも興味がなければ、

全然読まないこともあります(笑)。

レベルと興味、両方を見る。

これがStep into Readingでは特に大事です。


Comic Readersもある

Step into ReadingにはComic Readersもあります。

吹き出しを使った短い会話と、

絵から意味が分かる構成です。

公式でも、視覚的なヒントと短いセリフによって、読むことへの入り口を作るシリーズとして紹介しています。

文章がずらっと並んでいる本より、

マンガ形式が好き。

という子には、かなり入りやすいと思います。


Math Readersまである

ちょっと面白いのが、

Math Readers

もあります。

レベル別リーディングの中に、

年齢に合った算数要素を入れたシリーズです。

つまり、

英語を読むために本を読む

だけではなく、

英語で別のことを学ぶ

方向へ行ける。

こういう本は、小学生になってから特に使いやすいです。


Step into Readingからチャプターブックへ

Step 5では、

chapter。

longer paragraphs。

が出てきます。

ここを楽しめるようになってくると、

次は本格的なearly chapter bookへ。

Scholastic Acorn。

Branches。

Frog and Toad。

Magic Tree House。

など、その先の選択肢がどんどん広がります。

この、

「絵本の次」へ行きやすい

のもStep into Readingのいいところです。


おうち英語でのおすすめの使い方

① 今読めそうなStepを見る

年齢だけでは決めない。

② 子どもの好きなテーマを選ぶ

ここ大事ですよね。

③ 一緒に読む

全部自力で読ませなくていい。

④ 好きなら同じ本を何度も読む

レベルアップを急がない。

⑤ 同じStepの別の本へ広げる

自然に文章量を増やす。

これくらいで十分です。


Step into Readingがおすすめなのはこんな家庭

たとえば、

  • 自力読みを始めたい
  • レベル別リーダーを探している
  • DisneyやMarvelなど好きなキャラクターがいる
  • ORTとは違う絵柄や話も読みたい
  • ノンフィクションも読みたい
  • フォニックス本も取り入れたい
  • 将来チャプターブックへ進みたい

という家庭にはかなり使いやすいシリーズです。

一方、

同じ登場人物をずっと追いたいならORT。

フォニックスを体系的にやりたいならRead Write Inc.

サイトワーズを集中的に使いたいならScholastic Sight Word Readers。

それぞれ特徴があります。


「好きだから読む」はかなり強い

Step into Readingの魅力は、

私はここだと思います。

レベルだけで本を並べても、

子どもが興味を持つとは限りません。

でも、

大好きなキャラクターが表紙にいる。

好きな動物がいる。

恐竜の本がある。

それなら、

「読みたい」

が先に来ます。

読ませようとしなくても、

自分から開く。

英語絵本で、

これはかなり強い。

英語の勉強だから読むのではなく、

その本を読みたいから英語を読む。

そこへ行けると、本棚は一気に楽しくなります。


まとめ|Step into Readingは、読み始めからチャプターブックまで進める5段階のリーダー

Step into Readingは、

Step 1〜5

の5段階で、

読み始めから、

短い英文。

自力読み。

段落。

そしてチャプターブックへの入口まで進めるレベル別リーダーです。

そして何より、

選べる本が多い。

キャラクター。

物語。

科学。

歴史。

動物。

スポーツ。

その子の「好き」から入れます。

Step 1が読めた。

Step 2になった。

そこだけを気にしなくても大丈夫。

今日は好きなキャラクターの本を一緒に読んだ。

また同じ一冊を開いた。

絵を見ながら笑った。

それも十分、英語の本と仲良くなっている時間です。

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