英検4級に合格したら次は3級|4か月の勉強スケジュール

英検4級に合格。

次は3級を目指そうと思ったとき、4級までと同じように単語や問題集を進めればいいのかな、と思うかもしれません。

でも、4級から3級には大きな違いがあります。

3級からは、

読む・聞くだけでなく、
書く・話すも試験になります。

だから、4か月のテーマは、

「ライティングと面接を追加する」です。

次の受験まで約4か月あるなら、

1か月目:3級との距離を知る
2か月目:語彙・文法+ライティングを始める
3か月目:4技能を3級形式で練習する
4か月目:過去問+ライティング+面接で仕上げる

という流れが分かりやすいです。


4級と3級は何が違う?

英検公式では、4級は中学中級程度、3級は中学卒業程度とされています。

4級の級認定はリーディングとリスニングで行われます。4級にもスピーキングテストはありますが、級認定とは別に合否判定されます。
英検4級の過去問・試験内容|日本英語検定協会

一方、3級は、
・リーディング
・ライティング
・リスニング
・二次試験のスピーキング
がある試験です。
英検3級の過去問・試験内容|日本英語検定協会

つまり3級では、

「英語を読んで答えを選ぶ」だけではなく、
自分で英文を書き、自分の言葉で答える

力も必要になります。

これが4級から3級へ進むときの一番大きな変化です。


まずやること|3級の過去問を1回解く

4級合格後、最初にやっておきたいのは、

3級の過去問を1回見ること。

最初から全部解けなくても大丈夫です。

目的は、

3級になると何が増えるのかを知ること。

英検公式サイトでは、3級について過去1年・3回分の一次試験問題、解答、リスニング音源が公開されており、二次試験についてもサンプル問題とバーチャル二次試験があります。

公益財団法人 日本英語検定協会
英検(実用英語技能検定)の公式ウェブサイトです。受験の申し込みや試験日程・検定料・過去問題の閲覧、合否の確認ができます。高校・大学への入試優遇や単位認定優遇、英語教育に従事される団体・学校関係者の方向け研修・セミナー情報もご覧ください。

最初の1回では、

  • 単語
  • 文法
  • 長文
  • リスニング
  • ライティング

のどこで止まるかを見ます。

特に3級では、ライティングを実際に1回書いてみるのがおすすめです。

「まだ習っていないから」と飛ばすより、

どのくらいの英文を書く試験なのか

を最初に知っておいたほうが、4か月の勉強を組みやすくなります。


1か月目|3級との距離を知る

最初の1か月は、

4級と3級の差を確認する期間

です。

やること

  • 3級過去問を1回解く
  • 間違いを分類する
  • 3級単語を始める
  • 新しく必要になる文法を確認する
  • ライティング問題を一度書いてみる
  • 二次試験の形式を見る

ここではまだ、完璧に書いたり話したりできなくて大丈夫です。

むしろ、

「3級ではこんなことを書くんだ」
「面接ではこういうことを聞かれるんだ」

と知ることが目的です。

間違いは5つに分ける

3級では、

①語彙
②文法
③読解
④リスニング
⑤ライティング

くらいに分けておくと、その後の対策がしやすくなります。


2か月目|語彙・文法を増やしながら、書き始める

2か月目は、

3級の土台作り+ライティング開始

です。

ここで大切なのは、

単語と文法が終わってからライティングを始めないこと。

3級では、Eメール返信と英作文の2題があります。
まずは15〜25語程度の返信、25〜35語程度の意見文を実際に書くところから始めます。

2か月目から、

  • 短い英文を書く
  • 理由をつけて答える
  • Eメールに返事を書く

という練習を少しずつ始めます。

やること

  • 3級単語
  • 3級文法
  • 短文・会話文
  • 短い読解
  • ライティングを週に数回
  • リスニング継続

最初から難しい英文を書く必要はありません。

まずは、

自分の答えを書く
+理由を書く

という形に慣れるところから始めます。


3か月目|4技能を3級の問題形式で練習する

3か月目は、

3級の試験形式に慣れる期間

です。

ここからは、

  • 語彙問題
  • 会話文
  • 長文読解
  • ライティング
  • リスニング

を並行して進めます。

3級の一次試験では、リーディング・ライティングが65分、リスニングが約25分です。

長文は「読めない理由」を確認する

長文を間違えたら、

  • 知らない単語が多かった
  • 文の意味が取れなかった
  • 設問を読み違えた
  • 最後まで読むのに時間がかかった

など、原因を分けます。

3級になると文章量も増えるので、

問題を解くだけでなく、どこで止まったかを見る

ことが大切です。

ライティングは添削前提で練習する

この時期からは、

書く → 見直す → 書き直す

を繰り返します。

スペル、語順、文法だけではなく、

質問にちゃんと答えているか

も確認します。


面接練習も3か月目から始める

3級の二次試験は、面接形式のスピーキングテストです。

公式では約5分で、

  • 約30語のパッセージを音読
  • パッセージについて答える
  • イラストについて答える
  • 自分自身について答える

という流れになっています。

だから、一次試験が終わってから初めて面接を見るより、

3か月目くらいから少しずつ形式に慣れておく

と負担を分散できます。

たとえば週に1〜2回、

  • 英文を音読する
  • 簡単な質問に英語で答える
  • 絵を見て一文で説明する

くらいから始めます。


4か月目|本番形式で仕上げる

最後の1か月は、

一次試験と二次試験を本番に近づける期間

です。

一次試験

  • 公式過去問
  • 65分を意識して解く
  • ライティングまで含めて時間配分を確認
  • リスニングを通しで解く
  • 間違えた問題を復習

ライティング

毎回違う問題を大量に書くより、

一度書いた英文を見直して、より正確に書き直す

練習も効果的です。

二次試験

  • 入室から退室までの流れを見る
  • 20秒黙読
  • 音読
  • パッセージの質問
  • イラスト問題
  • 自分についての質問

まで通して練習します。

公式のバーチャル二次試験を一度見ておくと、当日の流れを確認できます。

公益財団法人 日本英語検定協会
英検(実用英語技能検定)の公式ウェブサイトです。受験の申し込みや試験日程・検定料・過去問題の閲覧、合否の確認ができます。高校・大学への入試優遇や単位認定優遇、英語教育に従事される団体・学校関係者の方向け研修・セミナー情報もご覧ください。

4か月スケジュール早見表

時期目的主な勉強
1か月目3級との距離を知る過去問・単語開始・ライティングと面接形式を確認
2か月目土台+書く練習語彙・文法・読解・ライティング開始
3か月目4技能を問題形式へ長文・リスニング・ライティング・面接練習
4か月目本番に仕上げる過去問・時間配分・英作文・面接

覚え方は、

知る → 書く → 4技能で解く → 仕上げる

です。


3級対策でライティングを後回しにしない

4級までの勉強では、

「単語を覚える」
「問題集を解く」
「リスニングを聞く」

という流れでも進めやすかったと思います。

でも3級では、

頭の中にある英語を、自分で英文にする

作業が入ります。

これは、問題を見て正解を選ぶ練習とは少し違います。

だから、

試験直前になって初めて英作文を書く

よりも、4か月の前半から少しずつ書いておくほうが自然です。

最初は短くても構いません。

書くこと自体に慣れていく時間を取ります。


面接も「一次試験に受かってから」だけにしなくていい

3級では、一次試験に合格すると二次試験があります。

ただ、面接対策をすべて一次試験後に回す必要はありません。

3級の面接で使うのは、

音読する
質問を聞く
簡単な英文で答える

という力です。

普段の3級学習の中でも練習できます。

たとえば、

英語を声に出して読む。

読んだ内容について、

What does he do?
Where is she going?

のような簡単な質問に答える。

こうした小さな練習を入れておけば、面接対策だけを突然始める必要がなくなります。


4級のスピーキングテストを3級面接の前段階として活用する方法もある

4級には、一次試験とは別にスピーキングテストがあります。

4級の級認定には影響しませんが、4級受験申込者は受験でき、スピーキングテスト単独で合否が判定されます。

4級・5級スピーキングテストの詳しい試験内容は、英検公式サイトで確認できます。

もしまだ受けられる期間であれば、

3級の面接に進む前に「英語で音読して答える試験」を経験しておく

という使い方もできます。

必須ではありませんが、3級から突然「面接」というより、一度スピーキング形式を経験しておくという意味ではつながりがあります。


3級に向けて、やらなくてもいいこと

4か月あるからといって、

4級教材を全部最初からやり直す必要はありません。

また、

単語帳を全部覚えてから長文
文法を全部終えてから英作文
一次対策が全部終わってから面接

という順番にする必要もありません。

3級は技能が増えるので、

少しずつ並行して進める

ほうが4か月を使いやすくなります。

過去問を解く。

足りないところを見つける。

補う。

また解く。

書く。

話す。

この繰り返しです。


まとめ|4級から3級の4か月は「書く・話すを追加する」

英検4級から3級へ進むときの一番大きな変化は、

ライティングと面接が加わること。

だから4か月は、

1か月目:3級との距離を知る
2か月目:語彙・文法+ライティング開始
3か月目:4技能を3級形式で練習
4か月目:過去問+英作文+面接で仕上げる

という流れが分かりやすいです。

4級までに身につけた読む・聞く力を土台にして、

そこへ「書く」「話す」を加えていく。

これが、4級合格後から3級受験までの4か月の基本プランです。

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